字刷り(じすり)について

字刷り(じすり)について

字刷り(じすり)について

当社では、お客様に事前に字刷り(じすり)を行って頂く場合がございます。

字刷り(じすり)って何?

字刷りとは墓石などに掘られた文字を、そのまま紙に写す作業のことです。作業の際に専門的な知識などは不要で、鉛筆テープがあれば、かんたんに行うことができます。

それでは、字刷り(じすり)のやり方をご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

字刷り(じすり)のやり方

1. 字を写すための紙と鉛筆とテープを用意する

例として、赤枠で示した部分の字を写すやり方を説明します。

字を写すための両面が白くて薄い紙(障子紙やA4のコピー用紙など)をご用意ください。写したい文字部分よりも、少し大きめの紙がいいと思います。また、鉛筆テープもご用意ください。

ご用意していただくもの
  • 両面が白くて薄い紙(障子紙やA4のコピー用紙など)
  • 鉛筆
  • テープ
写す部分が長いときは障子紙
A4コピー用紙でもOK(映す場所が大きい場合は複数枚使用)

裏面が印字されている紙や、厚手の紙は扱いにくいのでなるべく使用しないでください。

まずは、字の部分を覆うように紙をテープなどで貼りけます。

2. 鉛筆で文字をなぞる

先程貼り付けた紙の上で、鉛筆の芯部分が紙に対して水平になるように寝かせて持ち、左右に塗る「平塗り」で塗ってください。すると、以下のように文字が浮かび上がります。

鉛筆の平塗りで塗ると、文字が浮かび上がる

そして、写したい文字部分をすべて鉛筆の「平塗り」で浮かび上がらせれば、字刷り(じすり)が完了となります。

なぜ字刷り(じすり)を行う必要があるの?

お墓に彫られている文字には、さまざまな字体があります。その字体の見た目、サイズをそのまま紙に写してそれを当社までお持ちいただきたいために、字刷り(じすり)をお願いしています。その紙を見て、字体や文字のサイズ、バランスなどを確認し、新たな字彫りの参考にします。

例えば、元々ある字体の見た目、サイズ、バランスを無視して、適当な自体で新たに字彫りをした場合、以下のようなちぐはぐな見た目になってしまいます。

今までの字体を無視して、新たに字彫りをするとちぐはぐな見た目に。

ですので、字彫りを行う場合はお客様に字刷り(じすり)を行なっていただき、紙に文字の写しを取っていただくことで、元の字体を確認しながら新しい原稿を作成していきます。

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